【住宅ローンについて】

住宅購入時には、一般的に頭金や諸費用が必要となり、購入価格の2~3割の資金を準備しなければならないと言われています。ただし、実際はそれ以下の1割や全額ローンというケースも多々あります。(収入にもよりますが)

 

住宅資金準備は、金融商品を利用して積み立てていく方法(財形住宅貯蓄など)や親などから住宅資金を贈与してもらうなどの方法があります。諸費用には、仲介手数料(売買価格の3%+6万円+消費税)、住宅ローン融資手数料、団体信用生命保険料(フラット35の場合要、銀行の場合不要の場合が多い)、登記費用、印紙代、ローン保証料(フラット35の場合不要)、火災保険料などがあります。

 

諸費用の中で、半分ぐらいをしめる仲介手数料を当社では新築住宅やリフォーム済中古マンションなどにつき、仲介手数料最大無料で対応可能です。その他の不動産も減額にて対応させていただいております。(令和2年4月より変更予定)

 

住宅ローンは返済方法や金利、返済期間によって返済額が変わります。返済の仕方には、元金と利息を合わせた毎月の返済額一定の元利均等返済と、元金部分を返済期間で按分していく元金均等返済があります。

 

経験上、ほとんどの方が元利均等返済を選択します。元利均等返済は返済額が一定です。当初は利息部分の割合が大きくなります。そのため、一部繰り上げ返済が有効です。元金均等返済は、当初の返済額が多くなります。返済額のうち元金部分が一定となります。

 

金利タイプには、返済期間中は金利が変わらないフラット35などの「全期間固定金利」、半年に1度金利の見直しが行われる「変動金利」があります。また、3年、5年、10年など一定期間のみ金利が変わらず、期間後に金利が見直され、変動か固定か選択する「固定金利期間選択型」があります。

こちらも、経験上は多くの方が「変動金利」を選択されます。低金利時代の現在は「フラット35」が使える場合は有利かと思います。

 

長文となりましたので、続きはその2で。

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